ワールドサーフリーグ(WSL)の男女チャンピオンシップツアー(CT)第4戦、マーガレットリバー・プロが2日にオーストラリアの西オーストラリア州マーガレットリバーで行われた。日本人女子として25年ぶりにCT参戦した第3戦に続く出場となった都筑有夢路は、シーディングラウンドのヒート2を1位でフィニッシュして、ラウンド16に駒を進めた。また、男子では五十嵐カノアが1回戦を勝ち上がった。
2戦連続CT出場の都筑は、キャロライン・マークス(アメリカ)、マリア・マヌエル(ハワイ)と同組でスタート。第3戦を9位でフィニッシュして世界ランキング18位タイの20歳は、残り6分まで得点が伸びず3位に沈んでいたが、虎視眈々とベストウェーブを狙っていた。自身3本目にこのヒート最高の7.33をマークして2位に浮上した都筑は、さらにヒート残り1分で4.23を叩き出してポイントを計11.56に伸ばし、第3戦のラウンド16で敗れた世界ランキング2位のマークスを逆転した。
一方、男子の五十嵐カノアは、セス・モニス(ハワイ)とアレックス・リベイロ(ブラジル)とともにヒート1に登場。世界ランク4位タイの五十嵐は、計10.83でヒート内2位となり、計11.43だったモニスとともにラウンド32へ進出した。
ネクストコールは、オーストラリア西部時間3日7時15分(日本時間同8時15分)。