現地時間11月3日から7日までブラジルのリオデジャネイロで実施されていたワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第6戦、コロナ・サクアレマ・プロ。最終日に男女のファイナルが行われ、男子は故障で戦線離脱していたガブリエル・メディーナが母国ブラジルで優勝し見事な復活を果たした。女子は、アリッサ・スペンサー(アメリカ)がCS初優勝を飾った。
都筑有夢路、野中美波、黒川日菜子、松永莉奈、脇田紗良の6名が出場した女子日本勢。中でも、都筑は順調に勝ち上がり、セミファイナルまで進出。優勝したスペンサーの前に惜しくも敗れたが、CS第4戦の5位を上回るCS自己最高の3位で大会を終えた。この結果、CSランキングで13位までジャンプアップした東京五輪銅メダリストは、現地11月26日から始まる最終戦ハレイワチャレンジャーで来季CT出場権の獲得を目指す。その他の女子は、野中が9位、脇田と松田が17位、松永と黒川は49位でフィニッシュした。
一方の男子日本勢は、脇田泰地、村上舜、稲葉怜王、上山キアヌ久里朱の4名が参戦。村上はラウンド24まで進むも、ヒート内3位に終わり次のラウンドに進めず17位で終了。他には、2回戦で敗退した脇田が25位、1回戦で姿を消した稲葉が49位、上山は73位だった。