ワールドサーフリーグ(WSL)の男女チャンピオンシップツアー(CT)第5戦、ロットネスト・サーチが16日にオーストラリアの西オーストラリア州ロットネストアイランドで行われた。都筑有夢路はクオーターファイナルでジョアン・ディフェイ(フランス)と対戦するも惜しくも敗れて、準決勝に駒を進めることができなかった。
自己最高の準々決勝に進出した都筑は、ヒート4でランキング7位のディフェイとマッチアップ。東京五輪2020暫定フランス代表の27歳に対して果敢に挑み、自身4本目の波ではフロントサイドの波をつかみ6.10をマークしてバックアップの3.50と合わせて計9.60で同10.07のディフェイに肉縛する。しかしディフェイも13.60までスコアを伸ばし、追いすがる都筑を突き放す。自己ベストの順位を更新したい都筑は、最後の最後まで諦めずにトライしてポイントを伸ばせなかったが、堂々の5位で今大会をフィニッシュした。
なお、男女ともにセミファイナルまでが終了。男子はヒート1でモーガン・シビリック対リアム・オブライエンのオーストラリア対決、ヒート2でガブリエル・メディーナ対イタロー・フェレイラのブラジル対決となった。一方の女子は、ヒート1でサリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)とタイラー・ライト(オーストラリア)が、ヒート2でカリッサ・ムーア(ハワイ)とディフェイが対戦する。
ネクストコールは、オーストラリア西部時間25日7時15分(日本時間同6時15分)。