都築虹帆がQS5000でうれしい初優勝! 新井洋人はQS3000で3位

現地時間11月13日から19日まで台湾のジンズンハーバーで実施されていたワールドサーフリーグ(WSL)のクオリファイングシリーズ(QS)。QSで最高グレードの男子が3000、女子が5000のイベントは、女子の都築虹帆がうれしいQS初優勝を飾った。一方の男子は、新井洋人が3位と健闘した。

ラウンド32から登場した都築は、池田未来との同ヒートで1位通過すると、ベスト16ではベテランのフィリッパ・アンダーソン(オーストラリア)に次ぐ2位でクオーターファイナルへ進出した。準々決勝からは1対1のヒートになり、ミア・フパッツ、チャーリ・ハーストのオーストラリア勢を次々と撃破。そして、迎えたファイナルでは、野中三波との日本人対決となった。公式2~3フィートのクリーンな波のコンディションで、都築は果敢に12本の波をゲット。華麗なバックハンドサーフィンを披露して計12.23をマークし、8本の波で計10.77を記録した野中を振り切った。

QS優勝で5000ポイントを積み上げた都築は、アジア地域ランキングでトップに立った。惜しくも2位に敗れた野中だが、ランキングで2位をキープ。3位の松岡亜音とは4000ポイント以上離れており、来季のCSスポットを都築とともに固いものにした。

一方の男子は、クオーターファイナルに進出した8人中4人が日本人と躍進。その中から新井がベスト4に駒を進めた。新井は準決勝でヒートベストの7.93をマークするなど計14.03を記録するも、計15.07だったリーフ・ヘーゼルウッド(オーストラリア)の前に涙を飲んだ。なお、優勝はオーストラリアの18歳の新鋭ジャービス・アールだった。

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