ワールドサーフリーグ(WSL)クオリファイングシリーズ(QS)のQS1000マルブラ・プロがマルブラで行われ、男子はディラン・モファットが、女子はインディア・ロビンソンがそれぞれ優勝した。
マルブラビーチは小波のコンディションだったが、そんな厳しい中でもモファットは次々と大きなターンを決め、スコアをメイクした。
QS初優勝を飾ったモファットは、「(優勝は)とてもうれしい。これまでの努力が報われた気がする」と喜びのコメント。さらに、「(決勝で戦った)ソリ・ベイリーとの戦いは素晴らしいものだった。彼のライディングに感心していたし、彼とファイナルで戦えてとても気分が良かった」と話し、決勝で鎬を削った相手に賛辞を送っていた。
一方の女子は、先のポートスティーブンス・プロで3位入賞したロビンソンが、マルブラで無双状態だった。ロビンソンは、各ラウンドで計13ポイント以上をコンスタントにマーク。自身にとって3年ぶりのQSタイトルをつかんだ。
ロビンソンは、「この結果は非常にうれしい。特にこんなコンディションだったから」と悪条件の中でも結果を残したことに満足。「小波は得意ではないけど、優勝したことで次のセントラルコースト・プロに向けて自信になる。この勝利が今後のきっかけになることを願うわ」と、次戦以降の活躍を誓った。