ワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)は、4月のニューキャッスル・プロで再開するが、そこにレジェンドの姿はない。
ケリー・スレイターが故障のため、3月6日にオーストラリア行きの飛行機に乗らないことがわかった。つまり、オーストラリアレグのCTに参戦できないことになる。世界王者11度のレジェンドは現在治療に集中し、30日後に再検査を受けて医師からのGOサインが出れば大会に出場できることになる。
「パイプマスターからずっと両足首のけがに悩まされている。さらに右でん部(おそらく過去に脚も骨折)も負傷していて、ここ数週間はまともにサーフィンをできていない」と自身の現状を説明したスレイター。「オーストラリアをとても愛しているので試合にでられないのはつらい。毎年この地で費やした時間が恋しいよ。(2017年のジェフリーベイで)脚を骨折してから自分が経験したことのないレベルまでフィジカルを取り戻すことと絶え間ない痛みを取り除くことに時間を使う必要がある。ツアーにすぐ戻ってくるよ」と完全復活を誓っていた。
なお、ニューキャッスル・プロでスレイターの欠場で空いた枠には、地元オーストラリアのマイキー・ライトが補充される。