五十嵐が5位 優勝はJ.ロビンソンとJ.ディフェイ CT第6戦

日本時間5月28日からインドネシアで実施されているワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)第6戦、クイックシルバー・プロ・Gランド。同4日に最終日が行われ、五十嵐カノアはクオーターファイナルで敗れて5位でフィニッシュした。

オープニングラウンドのヒート6では2位となり、エリミネーションラウンドに回ることを強いられた五十嵐。それでも、ここからジャクソン・ベイカー(オーストラリア)、ラウンド16でもサムエル・プポ(ブラジル)を次々と撃破した。そしてこの日行われた準々決勝では、CT第5戦を制して勢いあるがジャック・ロビンソン(オーストラリア)とマッチアップ。過去に2戦2勝と相性の良い相手だったが、2本の波で計11.47と思うようにポイントを伸ばせず、エクセレントを出すなど計14.17をマークしたロビンソンの前に涙を飲んだ。

G-LAND, BANYUWANGI, INDONESIA – JUNE 4: (L-R) Five-time WSL Champion Carissa Moore of Hawaii, Filipe Toledo of Brazil, Jack Robinson of Australia, Johanne Defay of France accepting their awards during the ceremony of the Quiksilver Pro G-Land on June 4, 2022 at G-Land, Banyuwangi, Indonesia. (Photo by Ed Sloane/World Surf League)

なお、男子決勝は、フィリペ・トレド(ブラジル)と五十嵐をベスト8で下したロビンソンの2人が戦い、ロビンソンがブザービーターで7.00をマークして劇的な逆転勝利。ロビンソンは第5戦に続く連勝を飾った。

一方、女子のロキシー・プロ・Gランドは、ジョアン・ディフェイ(フランス)が、東京五輪金メダルのカリッサ・ムーアを下して今季初優勝を決めた。

第6戦を終わり、CTランキングが変動。男子は1位トレドに変化はないが、ロビンソンが3位に浮上。五十嵐も4位に順位を上げてファイナル出場圏内に入った。女子はムーアが順位を一つ上げて1位に躍り出て、第6戦を制したディフェイも8位から一気に3位へジャンプアップした。

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