日本時間19日からオーストラリアのマンリービーチで実施されているワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第2戦、シドニー・サーフ・プロ。同22日と23日に女子のラウンド16が行われ、男女を通じて勝ち残っていた前田マヒナと脇田紗良はいずれもこのラウンドで敗退し、9位でフィニッシュした。
22日にヒート1で登場した前田は、今季からチャンピオンシップツアー(CT)に参戦しているルアナ・シルバ(ハワイ)と対戦。序盤からなかなか思うような波をつかめず、4.00と3.33の計7.33で計12.00だったシルバの前に涙を飲んだ。
一方の脇田は、23日のヒート8でソフィー・マクロック(オーストラリア)とマッチアップ。序盤から積極的に攻めて主導権を握るが、徐々にマクロックがリズをつかみ逆転されるそれでも、7.44が必要な場面でプライオリティを持っていた脇田は、残り10秒を切ったところから逆転の望みをかけて波をゲット。しかし、思うようライディングをできずに敗退が決まった。
なお、男子では1回戦を勝ち上がっていた上山キアヌ久里朱と脇田泰地はともにラウンド48で姿を消し、37位で今大会を終えていた。