3度の世界王者M.ファニングに認められた日本人シェイパー・熊谷氏

世界王者に3度輝いたミック・ファニングが、ワールドサーフリーグ(WSL)と自身が監修するソフトボードブランドのMFソフトボードが開催した「グローバル・シェイパー・チャレンジ」の優勝者を発表した。最終選考に残っていた6人の中から栄えある初代王者に輝いたのは、“クマ・フィッシュ”を手掛けた日本人の熊谷充功氏だった。 

昨年5月にスタートしたMFソフトボード・グローバル・シェイパー・チャレンジ。このゴールは、サーフィンをスポーツのハート&ソウルとしてとらえる素晴らしいクリエイティブをサポートして世の中に知らしめることだった。今回優勝した熊谷氏がシェイプしたボードは、2021年のMFブランドのラインアップに加えられ、2月からグローバルで購入可能となる。 

日本で生まれた熊谷氏は、ボードをシェイプするという情熱に動かされ2005年にオーストラリアへ渡った。そこではマスタークラフトマンのダレン・ハンドレーに師事。今では、自身のレーベル「KUMA surfboards」でサーフボード作りに精を出している。 

熊谷氏は、「このボードは早くて、波のスピードの隠れたポケットを見つけることができる」と、優勝デザインのボードについて説明。さらに、「フラットなデッキのおかげで波をキャッチできる回数が増え、プアなコンディションでもスピードを出せます」と続け、自身が手掛けたボードに自信を持っていた。

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