WSL ASIA2021年度のリージョナル(QS)および、ジュニア(JR) QSのメンバー登録と、チャレンジャーシリーズ(CS)とワールドジュニアチャンプオンシップ(WJC)への出場権についての重要なトピックスをお知らせします。
新型コロナウィルス感染症拡大の世界的蔓延によって全世界が渡航制限する影響によって、WSLは2021年度に各国、各地域にて限定したQS大会を行う計画です。
WSLメンバーのアスリートが所属するリージョン(在住する地域) では2021年度のQS大会を7月初旬まで開催し、そのシーズンの後半8月から世界中で始まるCSへの出場権を得るように企画しています。
クオリファイ(予選大会)は、QS1,000、QS3,000、及びQS5,000の3種のグレードが各地域によって行われます。2021年度に開催されるリージョナルQSは地域別の予選として、その地域に所属するすべてのアスリートに参加資格が与えられ、勝ち上がれば賞金とポイントが与えられます。
すべてのアスリートの最大な目標となるチャンピオンシップツアー(CT)への出場資格は、シーズンの後半から始まるCSへの出場権を得た選手だけがさらにトップの順位のランキング上がるチャンスが与えられます。 従ってシーズン前半のリージョナルQSで上位に勝ち残ることが今まで以上に重要な戦歴となります。今後発表される今シーズンのアジア地域開催予定のQS大会の概要を注意してください。
※(注意すべき点は世界中に蔓延する新型コロナの影響で各国への入国規制に伴う政府のガイドラインがあるのでそれに従って行動することです)
2021年度のQSシリーズは2021年の1月1日から7月8日までに世界中の各地域で開催となります。CSへ進めるアジア地域の人数はメンズとウィメンズ共に6人となります。
インドネシアと日本に割り当てられた人数の割合は現在(日本人男子4人女子5人と報告を受けています)別途記載してあります。(日本とインドネシア間の渡航が制限されている場合に限り)
さらに詳しい内容は本HPにも記載してあります。
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各リージョンで開催されるQS、及びジュニア大会はその地域に所属するアスリートのために開催される大会となります。各リージョナル(地域)大会の上位にランキングされることがとても重要となります。
太平洋アジア地区に隣接するリージョナルの区別としては、オセアニア地域にはオーストラリアとニュージーランドが割り当てられ、アジア地域にはインドネシアと日本の他の国で予選大会が開催される予定です。
2021年度のCSは、8月2日からアメリカ合衆国カリフォルニア州で「US Open」から開催される予定です。ここで注目すべきことは、リージョナルのQS上位ランキングで、CSへのシード権を得られなかったアスリート(アジア地域は男女7位以下)は、シーズン後半の8月上旬から各地域で再び開催される次年度へ向けたQS大会に出場する権利があり、ここから新たに2022年後半に開催されるCSに向けた出場権を争うレースに参戦することが2023年のCTへの始まりとなります。(新たに2022年度のメンバー登録の更新が必要になります)
なお、現在まで保留となっている2020年度の前半に行われたツアーランキングのポイントは、2021年のポイントに加算されます。(加算されるポイントの計算は別途WSLのオフィシャルから説明されています)8月以降のCSシード権に反映されることになります。
8月にCSツアーに昇進した選手はこの時点でフルメンバーへの登録にグレードアップする必要が生じます。 したがって2022年度後半のCSへの出場権、および2023年度CTへ向けたQS大会も2021年8月1日から各地域でスタートします。(この時点で新しいシーズンのメンバー登録が始まります。
プロジュニアクラスは、過去に行われてきたジュニアのクォリファイと同じ形式で運営されます。1月から11月までの間に各リージョンで開催されるジュニア大会で上位ランキングの成績を残した満18歳以下のアスリートが所属のリージョンから選抜され WJCに出場する権利を得ることができます。アジア地域の代表人数は男子3名、女子2名が割り当てられます。
上記のQSおよびジュニアの大会は男女のクラスで行われます。賞金とポイントは同率となり、人数は男女異なります。
サーフィングジャパンインターナショナル (S.J.I、略称エス・ジェイ・アイ) では、WSL APAC(ダブリュエスエル・エーパック)からの最新情報を 常に提供いたします。