脇田兄妹がそろってラウンドアップ 上山、前田らも1回戦突破CS第2戦

ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第2戦、シドニー・サーフ・プロが日本時間19日にオーストラリアのマンリービーチで開幕。初日は男子のラウンド96が実施され、日本勢では上山キアヌ久里朱と脇田泰地がラウンドアップした。また、2日目の同20日には女子のラウンド64が行われ、前田マヒナ、野中美波、松永莉奈、脇田紗良が次のラウンドへ駒を進めた。

CS初戦は1回戦で姿を消した上山は、ヒート12に登場。安定したライディングで5.00と5.87の計10.87で2位となり、CSでは自身初となるラウンド48へ歩を進めた。また、脇田泰は、チャンピオンシップツアー(CT)サーファーのデイビッド・シルバ(ブラジル)らとヒート21で対戦。計12.34でCTサーファーを上回り、うれしい1位通過を果たした。なお、大原洋人と稲葉怜王は残念ながらラウンド96で敗退した。

一方の女子では、日本勢5人中4人がラウンドアップした。女子の先陣を切ったのは、ヒート4の前田。5点台を揃えて、2位通過を決めると、ヒート5では野中が、ヒート8でも松永がラウンド32への勝ち上がりを決めた。さらに日本女子の勢いは止まらず、脇田紗がヒート14では6点台を揃えてトップ通過。兄の泰地とともに、兄弟で1回戦を勝ち抜いた。なお、初戦25位だった都筑有夢路はヒート7で3位となり、33位で今大会を終えた。

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