ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第1戦、ブーストモバイル・ゴールドコースト・プロが日本時間7日に開幕。オーストラリアのゴールドコーストで男子のラウンド96ヒート18まで実施され、日本の大原洋人と稲葉怜王がラウンドアップした。
サーフィンの最高峰の大会であるチャンピオンシップツアー(CT)出場権をかけたCSは、各地のクオリファイングシリーズ(QS)で出場権を得た選手に加え、ミッドシーズンカットとなったCTサーファーや元CT選手も参戦するためレベルの高い争いが繰り広げられる。2022年のCSシーズン終了後、CSランキングの男子上位10名、女子上位6名が2023年のCTに出場する資格を得る。なお、CS8大会のうち、上位5大会の成績のみが年末のランキングにカウントされる。
日本からは、男子では大原、稲葉、上山キアヌ久里朱、脇田泰地の4選手が出場。女子では、都筑有夢路、脇田紗良、松永莉奈、前田マヒナ、野中美波の5選手が参戦する。
男子の先陣を切ったのは、ヒート7に登場した大原。ノースアメリカのQSランキング2位となりCS出場権を得た小林桂、昨季CSランキング3位で今季のCT出場権を得るもけがで出場できていないリアム・オブライエン(オーストラリア)、フランスのティモシー・ビッソと同組で戦い、計11.57で2位となりビッソとともにラウンド48へ駒を進めた。
ヒート14の稲葉は、計14.40をマークして2位通過。計17.47のハイスコアをマークした元CTサーファーのマイケル・ロドリゲス(ブラジル)とともに次のラウンドへ勝ち上がった。
なお、上山はヒート8で4位、脇田はヒート9で3位となり残念ながらラウンド96で姿を消した。