ワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)第5戦、マーガレットリバー・プロがオーストラリアのマーガレットリバーで実施され、日本の五十嵐カノアは17位に終わり、世界ランキングでも6位に落ちた。
オープニングラウンドを勝ち上がった五十嵐は、ラウンド32ヒート5でマシュー・マクギリブレー(南アフリカ)と対戦。昨年のマーガレットリバー・プロで敗れた相手との再戦となったが、計13.17と思ったようにポイントを伸ばせず。計14.43のマクギリブレーの後塵を拝しこのラウンドで姿を消した。2戦連続17位でフィニッシュした五十嵐は、世界ランクを2位から6位に落とし、残り5戦でWSLファイナル出場圏内のトップ5返り咲きを目指すことになった。
なお、男子決勝はジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)とジャック・ロビンソン(オーストラリア)の顔合わせ。ロビンソンが昨年のWSL最終戦以来となるCT2勝目を挙げた。一方、女子のファイナルは24歳のイザベラ・ニコルズ(オーストラリア)がCT初参戦の新鋭ガブリエラ・ブライアンを下し、うれしいCT初勝利を飾った。