松田が5位、CS第2戦はハワイ勢がアベック優勝

ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第2戦MEO・ヴィスラ・プロ・エリセイラが現地9日にポルトガルのエリセイラで行われ、男女ともにファイナルまでが実施された。日本女子勢で唯一勝ち残っていた松田詩野は、残念ながらクオーターファイナルで敗れ5位でフィニッシュした。優勝は、男子がエゼキール・ラウ、女子もルアナ・シルヴァとハワイ勢が独占した。

ERICEIRA, PORTUGAL – OCTOBER 9 :Shino Matsuda of Japan surfing in Quarterfinals at the Meo Vissla Ericeira Pro on October 9, 2021 in Ericeira, Portugal. (Photo by Damien Poullenot/World Surf League)

松田は準々決勝のヒート2に登場。ガブリエラ・ブライアン(ハワイ)と対戦するも、計10.93で計16.16だったブライアンの前に涙を飲んだ。それでも、今大会の5000ポイントを加えた計8500ポイントでCSランキング34位から14位となり、日本人最高位に躍り出た松田。来季のチャンピオンツアー出場枠獲得ラインまで2700ポイント差に迫っている。

なお、男子のファイナルは、ラウがエクセレントを連発してジャクソン・ベイカー(オーストラリア)に勝利。CSランキングでトップに浮上した。

一方、女子の決勝は、ベスト8で松田を破ったブライアントとシルヴァのハワイ対決。初戦が49位だったシルヴァだったが、この日は自身1本目でほぼ満点に近い9.80を出すと、バックアップも8.23のエクセレントを記録。第1戦が2位だったブライアンに完勝した。女子のCSランキングは、2戦連続2位のシルヴァが21000ポイントで首位をキープしている。

なお、男子CS第3戦のクイックシルバー・プロと女子CS第3戦のロキシー・プロは、現地16日からフランスで行われる予定となっている。

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