東京五輪日本代表の五十嵐、大原らが順当に勝ち上がり CS第1戦USオープン

  • 9月 22, 2021
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ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第1戦USオープンが現地20日から米国カリフォルニア州のハンティントンビーチで開幕。同21日までに男子がラウンド1を終了し、女子もヒート10までが実施され、五十嵐カノア、大原洋人らが勝ち上がった。

今季から導入されたCSは、来季のチャンピオンシップツアー(CT)枠をかけたもので、各リージョナルのランキング上位者らが出場できる大会。USオープンの後には、ポルトガル、フランス、ハワイと計4戦が行われ、2022年のCTに参戦できる男子12名と女子6名が決まる。

日本から参戦しているのは男子が五十嵐、大原の他に村上舜、稲葉怜王、西修司の計5名。女子が都筑有夢路、前田マヒナ、野中美波、黒川日菜子、松田詩野、脇田紗良の計6名。

男子ではハンティントンビーチをホームとする五十嵐が、ラウンド1最後のヒート24に登場。東京五輪銀メダリストの五十嵐は、地の利を生かした素晴らしいライディングで計15.00をマークして貫録の1位通過。3度目のUSオープン制覇に向けて好発進した。

また、五十嵐と同じく東京五輪日本代表の大原も初日に行われたヒート5で2位となり、2015年以来のUSオープン制覇に向けて順調に滑り出した。村上も次のラウンドへ駒を進めたが、稲葉と西は残念ながらラウンド1で姿を消した。

一方の女子は、1回戦のヒート10までが実施され、ヒート8の野中とヒート10の前田は惜しくも次のラウンドへ駒を進めることができなかった。

ネクストコールは、現地22日8時(日本時間23日0時)。女子ラウンド1のヒート11からスタートして脇田がいきなり登場する。続いてヒート12に黒川、ヒート13に都筑、ヒート15に松田が姿を現し、ラウンドアップを目指す。

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