ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第2戦MEO・ヴィスラ・プロ・エリセイラが現地7日にポルトガルのエリセイラで行われ、女子の2回戦と3回戦、男子の3回戦が実施された。女子では松田詩野が高得点を連発して準々決勝に進出した。また、男子も大原洋人がベスト16に駒を進めた。
2回戦にあたるラウンド32のヒート4に登場した松田は、野中美波らと同組で争い、2位通過。そして、マンオンマンのヒートとなるラウンド16ではヒート3でアリッサ・スペンサー(アメリカ)と対戦。高得点が飛び出すハイレベルの争いは、松田が自身4本目の波で8.47のエクセレントをマークする。これに負けじとCS初戦で9位に入ったスペンサーも9.43を出すなどして応戦する。残り5分まで計17.26をマークしていたスペンサーを下回っていた松田だったが、満点に近い9.67のエクセレントを叩き出して計18.14に伸ばし逆転勝利を飾った。クオーターファイナルではヒート2でガブリエラ・ブライアント(ハワイ)と対戦する。
その他の女子では、松田と同組で3位となった野中を始め、前田マヒナ、黒川日菜子、脇田紗良がラウンド32で姿を消した。
一方、男子の大原は、ラウンド24のヒート3に登場。6.67と6.07の計12.74で、元チャンピオンシップツアー(CT)サーファーのナット・ヤング(アメリカ)に次ぐ2位で次のラウンドに勝ち上がった。
ネクストコールは、現地8日7時35分(日本時間8日15時35分)。