五十嵐が準々決勝へ進出! 村上は9位、脇田は5位でフィニッシュ USオープン

ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第1戦USオープンの6日目が現地25日に米国カリフォルニア州のハンティントンビーチで行われ、女子はクオーターファイナル、男子はラウンド16が実施された。男子は五十嵐カノアがラウンドアップを決める一方で、村上舜が敗退し9位でフィニッシュ。女子でも、脇田紗良が敗れてしまい、5位で今大会を終了した。

男子はラウンド16からマンオンマッチが開始となった。ヒート8に登場した五十嵐は、19歳のケイド・マトソン(アメリカ)と対戦。自身1本目の波でいきなり7.50をマークすると、バックアップでも6.10で計13.60に伸ばすなど、計10本の波を果敢にアタックして結果につなげた。USオープン3連覇を狙う五十嵐は、準々決勝でルーカス・シルヴェイラ(ブラジル)と対戦。シルヴェイラとは、クオリファイングシリーズ(QS)、チャンピオンシップツアー(CT)を通じて初顔合わせとなる。

対して、来季のCT入りを狙う村上は、ヒート1でジェイク・マーシャル(アメリカ)とマッチアップ。5.80と5.10で計10.90と思うようにスコアを伸ばせず、計11.67のマーシャルを上回ることができなかった。それでも3500ポイントを積み上げ、第2戦以降に弾みをつけた。

一方、日本の女子で唯一勝ち残っていた脇田は、ヒート3でこのイベントの前までWSLの大会3戦連続でセミファイナルに駒を進めているケイトリン・シマーズと対戦。準決勝進出を争うも、計6.57で計11.43だったケイトリンの後塵を拝した。脇田は5000ポイントを獲得した。

ネクストコールは、現地26日8時(日本時間27日0時)。

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