日本勢最後の砦 大原がラウンドアップ 五十嵐は敗退 CS第2戦

ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第2戦MEO・ヴィスラ・プロ・エリセイラが現地5日にポルトガルのエリセイラで行われ、男子の2回戦にあたるラウンド48が実施された。勝ち残っている日本勢では、大原洋人がラウンドアップした。その一方で、五十嵐カノアは次のラウンドに進むことができずに姿を消した。

大原は、ラウンド96で東京五輪金メダリストのイタロー・フェレイラ(ブラジル)を破って1位通過した勢いをキープした。ヒート6に登場した大原は、残り15分を過ぎても1本も波に乗れなかったが、自身1本目で5.87をマークすると、続く2本目には素早いレイバックターンを決めるなどヒート最高の7.60を叩き出して計13.47に伸ばした。その後、チャンピオンシップツアー第7戦で3位に入ったマテウス・ハーディー(ブラジル)に抜かれるも、2位でラウンド24へ駒を進めた。

第7ヒートに登場した五十嵐は、ランキングでは格下相手にポイントを伸ばせずまさかの3位に終わり、今イベントを25位でフィニッシュとなった。

ネクストコールは、日本時間6日15時35分。

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