オークベリー・ツイードコースト・プロ・ジュニアが、オーストラリアのニューサウスウェールズ州キングスクリフで19日から20日の2日間にわたって行われ、女子の馬庭彩が優勝する快挙を達成した。
イベントを通じて際立っていた。馬庭は初日に最高スコアの計15.50をマークすると、2日目もこの調子を維持。大会の舞台となったカバリタで初めてのサーフィンだったが臆することなく、決勝では0.35ポイント差以内に3人がひしめく混戦を制した。
ジュニアの世界に彗星のごとく現れた馬庭は、サーフィンに集中するために2年前から家族とともにゴールドコーストへ移住。その努力が実り、この日の初優勝につなげた。馬庭は、21日から同じ場所で開幕するQS5000のオークベリー・ツイードコースト・プロにも出場する。
「この勝利はとても嬉しいです」と喜びの声を上げた馬庭。「家族、トレーナー、コーチを含むたくさんの人たちの支えがあり勝つことができました。みんなでつかんだ優勝です」と周囲のサポートに感謝しつつ、「ジュニアの大会には数回しか出たことがなく、1位になれたのは幸運です。家族とキラに住み、ゴールドコーストの高校に通っていますが、今までここでサーフィンをしたことがありませんでした。でも、私にとって特別な場所で、素晴らしい波がある素敵な場所なのでまた戻ってきます。明日のQSイベントを前にとても自信になりました。今週再びこの地で戦うことにワクワクしています」と、次戦を見据えていた。