ワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)第4戦、リップカール・プロ・ベルズビーチが日本時間11日にオーストラリアのベルズビーチで開幕。同12日までに男子ラウンド32へ駒を進める32人が決まった。目下世界ランキング1位に君臨する日本の五十嵐カノアは、オープニングラウンドで貫録のライディングを披露してラウンドアップした。
世界ランキング1位の証であるイエロージャージに身を包み、オープニングラウンドのヒート6に登場した五十嵐。自身1本目の波で7.17のグッドをマークして弾みをつけると、3本目にはオープニングラウンド最高となるエクセレントの9.07を記録。計16.24の圧巻のパフォーマンスで、東京五輪にペルー代表として出場したルカ・メシナス(ペルー)、オーストラリアのタリー・ワイリーを上回り、幸先良いスタートを切った。次のラウンドでは、ワイルドカード枠で出場している世界王者3度のミック・ファニング(オーストラリア)とヒート9でマッチアップする。
なお、イタロー・フェレイラ(ブラジル)、ケリー・スレイター(アメリカ)、ジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)ら強豪も順当に次のラウンドへ勝ち上がった。