五十嵐、世界王者3度のM.ファニングに敗れて17位でフィニッシュ CT第4戦

ワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)第4戦、リップカール・プロ・ベルズビーチが日本時間14日にオーストラリアのベルズビーチで男子ラウンド32を実施。世界ランキング1位の五十嵐カノアは、ワイルドカード枠で出場する世界王者3度のミック・ファニングに敗れて17位でフィニッシュした。

世界1位の証であるイエロージャージをまとった五十嵐は、ラウンド32のヒート9に登場。いきなり6.33を出して主導権を握るが、ベルズビーチを3度制しているファニングもグッドを連発してイニシアチブを握り返す。ファニングのリードで刻一刻と時計が進む中、オーストラリアのレジェンドが終盤に8.77のエクセレントをマークして五十嵐を突き放す。追い詰められた日本のエースは、ラウンドアップに必要なポイントが8.94。オープニングラウンドで9.07を記録した五十嵐だけに不可能な数字ではない。残り2分を切って逆転の望みをかけたライディングは、本人もフィニッシュでガッツポーズするほどの納得のパフォーマンス。しかし、エクセレントを叩き出すも8.00止まり。計14.83まで伸ばしたが、計15.77のファニングに惜しくも屈した。

なお、男子ラウンド32に駒を進めたオーストラリア勢10人のうち、ファニング含めて8選手がラウンド16に勝ち上がり、地の利を生かしている。

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