ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)最終第4戦、ハレイワ・チャレンジャーが現地26日に開幕。2日間のレイデイを挟んだ2日目の29日に男子ラウンド64と女子ラウンド48が実施された。女子では、都筑有夢路が松田詩野と同組で2位通過。松田は残念ながら3位で敗退となった。その他の女子では、野中美波、脇田紗良がラウンドアップした一方で、黒川日菜子と前田マヒナは次のラウンドへ進むことができなかった。男子では、五十嵐カノアが村上舜と同ヒートで1位通過を果たした。村上はラウンド64で敗退となった。
都筑は、女子1回戦のヒート7に松田とともに登場。波数は多いがコンディションはそれほど良くはない状況の中、ヒート開始から果敢に波をゲット。自身6本目に6.20をマークすると、終了間際にも4.67でバックアップを伸ばし計10.87。計9.66だった松田らを抑えて2位でラウンドアップした。3戦ぶりに1回戦を勝ち上がった都筑は、2回戦では、東京五輪の3位決定戦で下したキャロライン・マークス(アメリカ)らと戦う。
また、ヒート5を2位で勝ち上がった野中と、ヒート6で女子1回戦ベストの7.83を出して1位通過した脇田は、ラウンド32のヒート6で同組となり、準々決勝進出をかけて、2018年のチャンピオンシップツアーでランキング2位だった実績もあるレイキー・ピーターソン(アメリカ)、先のCS第3戦で2位に入ったインディア・ロビンソン(オーストラリア)と争う。
一方の男子は、目下CSランキング首位の五十嵐が、同20位の村上とともにラウンド64のヒート13に登場。五十嵐は4本の波しか乗らない“省エネ”だったが、1本目に今ヒートベストの7.67をマークするなど計11.47を記録。計10.93の村上らを下してラウンド32へ勝ち上がった。
なお、稲葉怜王は、初日に行われたラウンド80を勝ち上がるも、ラウンド64ヒート2で3位となり敗退した。大原洋人も、ラウンド64ヒート3で4位に終わり姿を消した。
ネクストコールは、30日午前7時30分(日本時間12月1日午前2時30分)。