ワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)第7戦、コロナ・オープン・メキシコの最終日がメキシコのオアハカで開催された。男女ともに決勝が行われ、男子がジャック・ロビンソン、女子はステファニー・ギルモアが制覇し、オーストラリア勢がアベック優勝を飾った。
この日は男女ともにセミファイナルから行われ、男子でベスト4には残ったのは、ロビンソン、マテウス・ハーディ(ブラジル)、デイビッド・シルバ(ブラジル)、レオナルド・フィオラバンティ(イタリア)とランキング上位不在の珍しい顔ぶれ。その中から、ファイナルに勝ち上がったのは、ロビンソンとシルバだった。決勝では、試合残り10分を切ったところで、ロビンソンがチューブからエアリバース、レイバックターンの大技を次々と成功させ8.33のエクセレントをマーク。計15.16で、計15.14のシルバを逆転し、見事CT初優勝を成し遂げた。
女子の決勝は、ギルモアとマリア・マヌエル(アメリカ)のマッチアップ。セミファイナルでランキング1位のカリッサ・ムーア(アメリカ)を破ったギルモアは、その勢いのままファイナルも勝ち上がり、うれしい今季初優勝を飾った。