WSLが新たなCT日程を発表 15年ぶりメキシコ開催とタウポでの試合日程が変更

ワールドサーフリーグ(WSL)は現地10日、9月のWSLファイナルに向けた残りのチャンピオンシップツアー(CT)日程を発表した。この日程には、15年ぶりのメキシコ開催の試合と、2006年以来の男女同時開催となる女子のタウポでの試合も含まれている。

「2021年に真のグローバルなツアーをスケジュールできたことを本当に誇りに思います」とWSLの最高経営責任者(CEO)、エリック・ローガンは話す。「私たちはハワイでシーズンを開始し、オーストラリアレグの素晴らしい4試合を締めくくりました。サーファーたちは今、CT6戦目のサーフランチ・プロのためにカリフォルニアへ向かっています。そしてその後に、オリンピック出場者は東京五輪へと旅立ちます」と今後の見通しを明かした。

なお、コロナ・オープン・メキシコの日程は、五輪出場資格のあるサーファーや代替選手が東京を行き来し、必要な検疫を受けるのに十分な時間を確保するために、7月の元の日程から8月10日~20日開催に変更された。そして、この変更に対応するため、タウポで行われるタヒチ・プロの日付は2日前に戻され8月24日~9月3日、WSLファイナルのスケジュールは9月9日~17日になった。

また、オイ・リオ・プロは、イベントを安全に運営するために、もともと6月から8月に延期されていたが、 WSLが状況を注視し続け、アスリート、スタッフ、そして地域社会の安全のために十分な注意を払った結果、2021年のイベントを中止とする決定を下した。

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