豪、仏、伯、葡でプレイベント開催へ

ロサンゼルス、カリフォルニア州/アメリカ (2020年9月2日) 

ワールドサーフリーグ(WSL)は、世界各地で開催されるプレシーズンイベント、「WSLカウントダウン」の開催準備を続けている。同イベントは、オーストラリア、フランス、ポルトガル、ブラジルで開催が予定されている。参加者には、東京五輪2020の暫定代表の五十嵐カノア、ジョアン・ディフェイ、世界チャンピオンのステファニー・ギルモア、タイラー・ライトなどが含まれている。なお、すべてのイベントは、WSLのサイトでライブ配信される。 

Stephanie Gilmore won Heat 3 of Round 1 at the Roxy Pro, Gold Coast, 2018.

オーストラリアで開催される「オーストラリアン・グランド・スラム・オブ・サーフィン」は、9月1日から10月31日までの間にゴールドコースト、マーガレットリバー、ツイードコースの3か所で行われる予定になっている。男女各12名の計24人がチャリティシリーズ3戦に出場する。それぞれの開催地ではすでに10人の男子CT選手、8人の女性CT選手がスタンバイしており、残りの枠には2019年で最もランキングが高かったノンクオリファイのオーストラリア人サーファーと今後選出されるワイルドカードサーファーに割り当てられる。 

ブラジルでは、9月18日に「オンダ・ド・ベン presented by Oi」が開催。15人のブラジル人トップサーファーが、10人のセレブとともに参加。1チーム5人で編成され、エアコンテストやタグチームチャレンジなどが行われる。 

「ユーロ・カップ・サーフィン」と題したイベントは、9月23日から25日の間にフランスで、9月28日から10月2日までの間にポルトガルで計画されている。それぞれ男女12名ずつ計24名が参加。エキサイティングなショートフォーマットのため1日で決着がつき、ベストコンディションで行うことができる。 

なお、今イベントに先立って8月9日にカリフォルニア州で行われた「ミケロブ・ウルトラ・ピュア・ゴールドランブル・アット・ザ・レンチ」は、フィリペ・トレド(ブラジル)とココ・ホー(ハワイ)が優勝している。 

FRESNO, CA – AUGUST 9: Filipe Toledo of Brazil surfing winning the final of the Michelob PURE Ultra Rumble at The Ranch at The Surf Ranch with team mate Coco Ho of Hawaii on August 9, 2020 in Los Angeles, California. (Photo by Kenny Morris/World Surf League via Getty Images)
FRESNO, CA – AUGUST 9: Coco Ho of Hawaii winning the final of the Michelob PURE Ultra Rumble at The Ranch at The Surf Ranch with team mate Filipe Toledo of Brazil on August 9, 2020 in Los Angeles, California. (Photo by Kenny Morris/World Surf League via Getty Images)
FRESNO, CA – AUGUST 9: (left-right) Filipe Toledo of Brazil and Coco Ho of Hawaii winners of the Michelob PURE Ultra Rumble at The Ranch at The Surf Ranch on August 9, 2020 in Los Angeles, California. (Photo by Brady Lawrence/World Surf League via Getty Images)