現地時間1日、ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第7戦、ハレイワ・チャレンジャーが米国ハワイ州オアフ島で実施。大会3日目は男女のラウンド32が行われ、五十嵐カノアと都筑有夢路がそれぞれ勝ち上がった。
前日にラウンド64を勝ち上がった五十嵐は、ヒート5に登場した。今季チャンピオンシップツアー(CT)5位の実力者は、6~8フィートのサイズでオンショアが吹くコンディションの中で貫禄のライディングを披露。8.83のエクセレントをマークすると、バックアップも6.90を記録して計15.73で1位通過を決めた。
一方の女子では、都筑有夢路がヒート4で安定したライディングを見せ、セミファイナルへ駒を進めた。コンディションは、1~4フィートのサイズでライトの風。都筑は序盤から4点台、5点台を出して優位に進めると徐々に調子を上げていく。自身3本目に6.23を記録した東京五輪銅メダリストは、ラスト20秒を切ってからのラストライドでは代名詞とも言える強靭な体幹を生かした深いボトムターンを決めて今ヒートベストの7.83。追いすがるCSランキング2位のモリー・ピックラムらを抑えてトップで今ラウンドを突破した。なお、野中美波はヒート5で3位に終わり、残念ながらクオーターファイナル進出を逃した。
ネクストコールは、現地時間2日午前7時30分(日本時間3日午前2時30分)の予定。