ワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)第3戦、MEO・プロ・ポルトガルが日本時間7日にポルトガルのペニシェで最終日を実施。日本の五十嵐カノアは、クオーターファイナルでジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)に敗れ、5位でフィニッシュした。
今季3戦すべてにベスト8まで勝ち残っている五十嵐は、準々決勝でフローレンスと対戦。CTで初対決となったレジェンド相手に果敢に攻めて9本の波をゲットするも、思うように得点が伸びず。7.26を出せば逆転となったラストライディングでもレイバックからエアリバースを決めてエクセレントを期待されたが4.70に終わり、計10.37で計12.93のフローレンスを上回ることができなかった。それでも、今大会の4,745ポイントを追加した五十嵐は、17,290ポイントに伸ばしランキングトップに浮上した。
なお、男子は準決勝でフローレンスを下した23歳のグリフィン・コラピント(アメリカ)が嬉しいCT初優勝。女子はセミファイナルで東京五輪金メダリストのカリッサ・ムーア(ハワイ)を破ったタチアナ・ウェストン-ウェブ(ブラジル)がCT3勝目を遂げた。