クーランガッタ、クイーンズランド州/オーストラリア(2020年11月23日)
ワールドサーフリーグ(WSL)は、2021年までオーストラリアの大手メディア「セブンネットワーク」とのパートナーシップを継続すると発表した。セブンは、自前のテレビネットワークとオンラインストリーミングプラットフォーム「7plus」を通してWSLのライブコンテストとハイライト番組を放送していく。
「2021年もセブンとのパートナーシップを継続できることを大変うれしく思います」と、WSLアジアパシフィックのGMを務めるアンドリュー・スターク氏はコメント。さらに、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年にツアーのキャンセルを余儀なくされた後、他のツアーやコンテンツの提供とともに、新しいフォーマットのチャンピオンシップツアー(CT)、チャレンジャーシリーズ(CS)を見ることを待ちきれません。そして、セブンネットワークと7plus全体で、2021年にはオーストラリアに以前より多くのサーフィンをもたらします」と続けた。
セブン社がカバーする2021年のWSLのCT戦は、男女のシーズン開幕戦、マウイ・プロとビラボン・パイプマスターズから始まり、それぞれ今年の12月4日と8日にスタートする。その他にも、チャレンジャーシリーズ、ビッグウェーブアットラージ、ロングボードツアーは、2021年にセブンネットワークで放送される。
セブンメルボルンのマネージングディレクターであり、ネットワークスポーツの責任者でもあるルイス・マーティン氏は、「サーフィンほどクールで魅力的なスポーツはないので、WSLとのパートナーシップを継続することができます。来年は、世界で最も権威のあるイベントに参加する世界最高のサーファーをファンに紹介するのが楽しみです。そのすべてが、Sevenと7plusで無料でライブ配信されます」と述べている。
2021年もサーフィンファンにとって嬉しい年になる。2021年シーズンのWSLのすべてのライブコンテストとハイライト番組がセブンネットワークで放送され、オーストラリアでナンバーワンの商用無料放送BVODサービスである7plusでライブストリーミングされる。
これはサーフィン愛好家にとっては序章に過ぎず、カリフォルニア州サンクレメンテのロワートレッセルで開催される初のWSLファイナルでチャンピオンシップツアーが最高潮に達する来年の9月まで続く。まずは、12月4日開始のマウイ・プロと12月8日に始まるビラボン・パイプマスターズに注目したい。