ポルトガルで行われているヨーロッパカップ第2弾、「MEO ポルトガルカップ・オブ・サーフィン」が現地1日にセミファイナルとファイナルが行われた。セミファイナルに登場した日本の五十嵐カノアは、計12.73でフレデリコ・モライス(ポルトガル)に敗れて、残念ながら決勝進出を逃した。
五十嵐は、自身5本目の波でエアからのマニューバーを連発。フィニッシュで左手の人差し指を突き上げるほど自信のライディングだったが、得点は6.50。バックアップも6.23で計13.00のモライスを上回ることができなかった。
男子のファイナルは、世界王者イタロー・フェレイラとモライスの対戦。五十嵐に勝利したモライスは、決勝でも躍動。残り10分でエクセレントの8.83を出すなど計15.60で計12.33のフェレイラを退けた。
一方、女子決勝は、ジョアンヌ・ディフェイ(フランス)とナディア・エロスタルデ(スペイン)のマッチアップ。ディフェイが計14.27をマークして、フランスでの大会に続きヨーロッパカップ連勝を飾った。