女子CT開幕戦、マウイ・プロが12月4日からスタート!

ホノルア湾, ハワイ州マウイ島/アメリカ

2021年のワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)の開幕戦、マウイ・プロが現地12月4日にホノルア湾でいよいよスタートする。昨年、6フィートから8フィートの波がライトハンドのポイントブレイクがヒットしたため、女性ライダーたちはまばゆいばかりのコンディションにさらされた。2021 CT開幕に向けて興奮が高まる中、すべてのアスリートはホノルア湾が昨年同様の条件となることを望んでいる。

新型コロナウイルス感染症の拡大により2020年のCTがキャンセルされた後、マウイ・プロは、世界のトップ女性サーファーにとってほぼ1年ぶりのCTストップとなる。それ以来、WSLは、公衆衛生と医療の専門家に加えて、ハワイの州および郡の指導者と協力してきた。

「サーフィン発祥の地であるハワイでこの歴史的なシーズンを開くのはふさわしいと思います。WSLがマウイを選んでウィメンズチャンピオンシップツアーを開いたことを光栄に思います」とマウイ郡のマイクビクトリーノ市長は話す。さらに、 「私たちはすべての競技者の幸運を祈っています。COVID-19によるサーフィンと観光のための長い休止の後、マウイに彼らを歓迎することに興奮しています」と続けた。

MAUI, UNITED STATES – NOVEMBER 25: A layday is called on day one of the 2019 Lululemon Maui Pro at Honolulu Bay on November 25, 2019 in Maui, United States. (Photo by Kelly Cestari/WSL via Getty Images)

ハワイのベティルー・サクラ・ジョンソンは、2021年のマウイ・プロのワイルドカード枠の出場権を得て、世界最高のサーファーたちと対戦する。この15歳の選手は、ハワイの波で実績のある競技者であり、最高のステージで彼女のスキルが披露される。2020年には力強いスタートを切り、タヒチでのジュニアとQSパパラ・プロ・オープンの両方で優勝したサクラ・ジョンソン。そんな彼女が、オープニングラウンドのヒート3で世界女王のカリッサ・ムーアとブロント・マカーリーとマッチアップするのは必見だ。

7度のWSLチャンピオンに輝いたステファニー・ギルモア、4度のWSLチャンピオンであるカリッサ・ムーア、東京五輪暫定代表のキャロライン・マークスなどその他のトップサーファーたちが、ハワイで最も壮大なサーフブレイクの1つで戦う準備に入っている。およそ1年ぶりのCTでトップ女性サーファーがどんなパフォーマンスを見せてくれるか注目したい。

予報によれば、西向きのうねりが見られることにより、ホノルアのサイズがいくらか制限される可能性があるが、十分なサイズは期待できるとのこと。また、7日から8日にはさらに大きなうねりが並び、大会の最後に向かってさらなるうねりが見られる可能性があるという。

待望の女子CT開幕戦、ホノルア・プロは現地12月4日に幕を開ける。

Maui Pro pres. by ROXY Seeding ラウンド1ヒート表

ヒート1:レイキー・ピーターソン(アメリカ)、ニッキ・ヴァンディーク(オーストラリア)、ケリー・アンドリュー(オーストラリア)

ヒート2:カロライン・マークス(アメリカ)、イサベラ・ニコルズ(オーストラリア)、タイラー・ライト(オーストラリア)

ヒート3:カリッサ・ムーア(ハワイ)、ブロント・マカーリー(オーストラリア)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(ハワイ)

ヒート4:ステファニー・ギルモア(オーストラリア)、マリア・マヌエル(ハワイ)、メイシー・キャラハン(オーストラリア)

ヒート5:サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)、ジョアン・ディフェイ(フランス)、ブリサ・ヘネシー(コスタリカ)

ヒート6:タチアナ・ウェストン-ウェッブ(ブラジル)、コートニー・コンローグ(アメリカ)、セージ・エリクソン(アメリカ)

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