ワールドサーフリーグ(WSL)の男女チャンピオンシップツアー(CT)第5戦、ロットネスト・サーチが16日にオーストラリアの西オーストラリア州ロットネストアイランドで開幕した。3戦連続出場の都筑有夢路は、ヒート2を勝利してラウンド16へ駒を進めた。都筑のヒート勝利は2勝目。一方、五十嵐カノアもヒート2をトップで勝ち上がり、ラウンド32へ進出した。
都筑は、第4戦を制してランキング2位と波に乗るタチアナ・ウェストン-ウェブ(ブラジル)、第2戦で3位に入るなど同9位の実力派キーリー・アンドリュー(オーストラリア)と対戦。1本目で5.23のヒート内ベストスコアを出すと、バックアップでは2.57をマークして計7.80とスコアを伸ばした。対するウェストン-ウェブとアンドリューは思うようにスコアをメイクできず、ウェストン-ウェブが計6.17に、アンドリューも同6.83に終わり、第4戦の1回戦でキャロライン・マークス(アメリカ)を破った都筑が再び大物撃破でヒート2勝目を飾った。なお、ウェストン-ウェブは、敗者復活戦に回ることになった。
五十嵐は、ヒート2でジャック・ロビンソン、ジェイコブ・ウィルコックスのオーストラリア勢とマッチアップした。計12.77を記録した五十嵐は、同11.20のロビンソン、同10.76のウィルコックスを上回り、次のラウンドへ駒を進めた。
ネクストコールは、オーストラリア西部時間17日7時15分(日本時間同6時15分)。