五十嵐は準々決勝でI.フェレイラと対戦 東京五輪のリベンジなるか CT第9戦

日本時間7月14日にワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)第9戦、南アフリカ共和国のジェフリーズベイで実施されているコロナ・オープンの男子ラウンド16が行われた。1回戦を勝ち上がっていた五十嵐カノアはここでもラウンドアップして、クオーターファイナルへ駒を進めた。準々決勝では、東京五輪決勝で激闘を繰り広げたイタロー・フェレイラ(ブラジル)とマッチアップする。

CTランキング6位の五十嵐は、ラウンド16ヒート5で同12位のカイオ・イベッリ(ブラジル)と対戦。CTでは過去3戦して2勝1敗と勝ち越している相手に、ここでも相性の良さを発揮した。自身5本目の波でチューブを決めるなどロングライディングを披露して7.83のグッドをマークした五十嵐は、8本目の波では得意のレイバックを随所にメイクして8.43のエクセレントを記録。計16.26で11.77のイベッリを下した。

今季9戦中6度目のベスト8に駒を進めた五十嵐は、東京五輪金メダリストのフェレイラと対戦する。フェレイラとはCTで2度対戦して1勝1敗の五分。初対戦だった2017年ビラボン・パイプ・マスターズクオーターファイナルで勝利するも、3年前のコロナ・オープン準々決勝では惜敗した。東京五輪決勝でも後塵を拝した相手にきっちりとリベンジを果たすとともに、ファイナル5進出に向けてもCTランキング3位のフェレイラを下しておきたいところだ。

WSLを詳しく知りたい方はこちら

WSL公式サイトはこちら