ワールドサーフリーグ(WSL)のチャレンジャーシリーズ(CS)第1戦、ブーストモバイル・ゴールドコースト・プロがオーストラリアのゴールドコーストで実施。大会2日目の日本時間8日に女子のラウンド64ヒート13まで、同3日目の同9日に女子ラウンド64残り3ヒートが行われ、都筑有夢路がラウンドアップした。なお、同3日目には男子ラウンド48も実施され、1回戦を勝ち上がっていた大原洋人と稲葉怜王は残念ながらこのラウンドで敗退となった。
来季のチャンピオンシップツアー(CT)入りを目指す都筑は、ヒート11で昨季CTランキング2位の強豪タチアナ・ウェストン-ウェブ(ブラジル)らと同組。自身1本目の波で7.67のグッドをマークすると、バックアップでも6.30を記録して見事トップ通過でラウンドアップした。
ヒート15では、脇田紗良と野中美波が同組。脇田はヒート内唯一となるエクセレントの8.00を出すなど健闘したが、計11.57の3位で次のラウンドに進むことができず。野中もヒート内最多の8本の波をゲットするも、計9.20の4位で敗退が決まった。なお、ヒート5の松永莉奈、ヒート10の前田マヒナも次のラウンドへ進むことができなかった。
一方の男子は、大原がヒート3に登場。ジャドソン・アンドレ(ブラジル)、イマイカラニ・デヴォルト(ハワイ)といった現役CTサーファーとマッチアップし、逆転でラウンドアップするために5.76が必要な場面でプライオリティを持っていたが思うような波に恵まれず、37位で大会をフィニッシュした。
また、ヒート8の稲葉も2本の波で計9.96とポイントを伸ばせず、大原と同様に37位で大会を終えた。