ポルトガルで行われているヨーロッパカップ第2弾、「MEO ポルトガルカップ・オブ・サーフィン」が現地30日にエリミネーションラウンドが行われた。敗者復活戦に回っていた五十嵐カノアは、8.50のエクセレントスコアを出すなど計14.00でガティエン・デライエ(フランス)を下してクオーターファイナルへ駒を進めた。
29日のラウンド1はヒート内2位に終わり、エリミネーションラウンドへ回ることになった五十嵐。しかしこの日は、フルスピードで鋭いターンを繰り出し、美しいライトハンドへのロングライディングを披露すると、自身1本目の波でエクセレントスコアをマークして、ライジングスターのデライエに貫録を示した。準々決勝に勝ち上がった五十嵐は、ヒート3でマキシム・ハセノット(フランス)と対戦する。ラウンド1で敗れた相手だけに、雪辱を果たせるか注目が集まる。
クオーターファイナルは、現地時間1日7時15分(日本時間同15時15分)にコール予定となっている。この模様はWSL公式サイトでライブ配信される。
クオーターファイナル組み合わせ
【男子】
ヒート1:ラムジー・ブキアム(モロッコ)、ヴァスコ・リベイロ(ポルトガル)
ヒート2:イタロー・フェレイラ(ブラジル)、レオナルド・フィオラヴァンティ(イタリア)
ヒート3:五十嵐カノア、マキシム・ハセノット(フランス)
ヒート4:アリッツ・アランブル(スペイン)、フレデリコ・モライス(ポルトガル)
【女子】
ヒート1:アナット・レリオ(イスラエル)、カミラ・カルドソ(ポルトガル)
ヒート2:ジョアンヌ・ディフェイ(フランス)、カロリナ・メンディス(ポルトガル)
ヒート3:ポウリーン・アドゥ(フランス)、ヨランダ・ホプキンス(ポルトガル)
ヒート4:テレサ・バンヴァロ(ポルトガル)、ナディア・エロスタルベ(スペイン)